定期的に爪を切っているけど、やっぱり爪とぎは用意したほうが良いのでしょうか?
あとおすすめの爪とぎがあったら、教えてほしいです。
こういった疑問に答えます。
本記事内容
- 猫がよく爪とぎをするのはなぜ?どんな意味がある?
- 猫が好む爪とぎを探そう
現在は10歳のシンガプーラと毎日楽しく暮らしています。
愛猫はとてもかわいいですが、大事な家具や壁で爪とぎしている姿を見ると「ああーーー。」と叫びたくなりますよね。猫ってなぜ色々なところで爪とぎをするんでしょうか?
というわけで今回は「猫が爪とぎをする理由」について解説します。そして猫が好む爪とぎを探していている方は、ぜひご覧ください。
目次
猫がよく爪とぎをするのはなぜ?どんな意味がある?
猫が爪とぎをするのは、本能的なもの以外に3つあります。
- 狩りをするための武器を磨いている
- 縄張りを強調するためのマーキング
- 気分転換をしている
狩りをするための武器を磨いている
猫にとって爪は、狩りをするために欠かせない大事な武器ですが、室内飼いの猫にとってそんな機会は殆どありません。
でも野生の部分は本能として忘れていないため、獲物をとらえるために爪をしっかり磨いてお手入れする必要があります。
猫の爪は層になっていて、下からどんどん新しい爪が生えてきます。気づいたら長くて鋭い爪になっていた…なんてことも。
もしどこかに引っ掛けたり、からだを傷つけたら危ないので、飼い主が爪切りなどでケアしてあげましょう。
縄張りを強調するためのマーキング
肉球には臭腺があります。爪とぎですることで、いろいろな場所にニオイをつけて、
…とアピールしている場合も。だから爪とぎを用意していても、家具や壁でするのは仕方ないのかもしれません。
我が家のネコさんも、爪とぎとキャットタワーがありますが、それでもほかの場所で爪とぎをします。そんなときは研げないように保護シートを貼るだけでも効果がありますよ。
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気分転換をしている
ただ単に気分転換もありますが、
- 緊張している
- ストレスが溜まったとき
- 興奮したあと
など、気持ちを落ち着かせるために爪とぎをすることがあります。
猫が好む爪とぎを探そう
- 素材で選ぶ
- 形状で選ぶ
素材で選ぶ
素材はおもにダンボール・麻・木製の3種類。
- 一般的に一番多く、安価なものが多い
- 研ぎ終わったら捨てやすい
- 研ぎカスが出やすい
- 適度な柔らかさが人気
- ニオイが独特なので、苦手な猫ちゃんも多い
- 研ぎカスはできにくい
- 掃除がしやすい
- かなり丈夫なので長持ちする
木材
- 少し固めで爪が食い込むので研ぎやすい
- 値段は高い
- 爪とぎとわかりにくい
形状で選ぶ
形状はさまざまですが、最近ではハウス型・ベット型などあります。そして置く位置も重要!
置型の爪とぎでダンボール製だとどこでも置けるメリットがありますが、爪とぎ自体が軽く動きやすいのでしっかり固定しましょう。あとカーペットの上だとカスが出て掃除が大変なので注意が必要です。
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あと縦型(スタンディングタイプ)だと、壁で研ぐのが好きな猫向き。爪とぎの下にゴミが落ちても受け口があるので掃除がしやすいです。
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遊びと爪とぎ一体型だと、運動もできるのでキャットタワーがおすすめ!キャットタワーの柱の部分は爪とぎになっていることが多いです。
爪とぎができるキャットタワー
爪とぎの用意ができたら…
爪とぎがあっても研ぎやすい家具や、マーキングしたい場所があったらやっぱり爪を研いでしまうかも。そういうときは、
壁に保護シートを貼る
研いでほしくない場所に貼りましょう。猫はからだを伸ばして研ぐのが好きだから、高い位置まで貼るとOK!
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あとはこまめに爪を切ってケアをするなど、対策しましょう。
爪切りの記事
次またボロボロになったらどうしよう…と悩みましたが、あるとき家具屋で運命の出会いをしました。「猫が爪を研ぐ」と話をしたところ、爪とぎできない生地でできたソファーがあると言われ、半信半疑で購入すると…。本当にツルツル研げませんでした。
研ぐのは仕方ない…だから研げないものを置くのも対策法です。
猫の爪とぎまとめ
飼い主の役目として、子猫のうちに壁や家具ではなく「爪とぎで爪を研ぐ」ことを教えるのが大事。
爪とぎを用意しないと、どこでしたらいいかわかりません。いつでもできるように何箇所か置くといいでしょう。
そして、
- 上手に研げたら褒めてあげる
- 他の場所で研いでいたら、爪とぎまで連れて行く
などサポートしてあげると、習慣になるはず。
爪とぎの種類もさまざま。マタタビ付きの爪とぎも販売されているので、愛猫の好みの爪とぎを探すと良いですよ。
以上、【必見】猫がよく爪とぎをするのはなぜ?どんな意味がある?を最後までご覧いただきありがとうございました。