猫に爪切りは必要?伸ばしすぎると色々大変です【体験談】
猫の爪切りで悩んでいる人
普段爪とぎをしているから爪切りはしなくて大丈夫と思っていたけど、見たらけっこう尖って伸びてた…。
やっぱり爪切りは必要?
でもやり方がよく分からない。
爪きりのコツがあったら、教えてほしいです!

こういった疑問に答えます。

本記事内容
猫に爪切りは必要?伸ばしすぎると色々大変!
猫の爪切りを実際やってみよう

ハル
この記事を書いているわたしは、猫との生活歴30年ちょっと。
現在は10歳のシンガプーラと毎日楽しく暮らしています。
ネコ飼い主さんは、愛猫の爪ケアをきちんとしていますか?

ネコ飼い主さん
いつも爪とぎしてるし、爪切りを嫌がるからしてない。

その気持ち、わかります。おとなしい猫ちゃんなら良いけど、嫌がって暴れたら本当に大変。

普段爪とぎをしてるから爪切りは必要ない?…わけではありません。適度な爪切りが必要です。でもうまく切れるか不安…。

というわけで今回は「爪切りの必要性」と「爪切りのコツ」について解説します。

猫に爪切りは必要?伸ばしすぎると色々大変!

猫の爪切りのついて、

  1. 爪とぎをしているから爪切りはいらない?
  2. 爪を切る頻度はどれくらい?
2つの疑問を見ていきましょう。

爪とぎしているから爪切りはいらない?

外に出る猫ちゃんだったら、木に登って爪とぎができるので必要性はほとんどないですが、室内飼いの愛猫の場合、爪とぎだけで鋭くなった爪を丸くすることは残念ながらできません。飼い主のケアが必要です。

猫の爪は二重構造になっていて、古くなると外側の爪がはがれて内側から新しい爪は生えてきます。

もし爪を切らないと古い爪がはがれず、巻爪になるかもしれません。

そして何かに引っかかったりしてケガをしたり、さらに爪を尖らせようとカーペットや家具をボロボロにしたり、飼い主を傷つけたり…。

ハル
長く伸びた爪で腕や脚を「ふみふみ」されると、まじで痛いです。

※「ふみふみ」ってなに?

成猫がリラックスしている時など、前足を使って毛布やクッション・もしくは飼い主のからだにする動作のこと。

子猫が母猫のおっぱいを飲むときの仕草で、その頃の名残と言われています。

 

我が家ではふみふみされたときに「あー爪が伸びてきたなぁー。」と気づくバロメーターになっています。まあその仕草自体は、可愛いんですけどね。

飼い主がまめにチェックすることが大事ですが、ある程度目安になる期間があるので見ていきましょう。

爪を切る頻度はどれくらい?

猫の爪は年齢で伸びる速さが違います。

  • 子猫は、1週間から10日
  • 成猫は、10日から2週間
  • 高齢猫は、3週間から1ヶ月

これはあくまで目安なので、爪の尖り具合を見ながら切っていきましょう。

子猫でまだ爪が柔らかいときは無理して切る必要はないので、だいたい生後1,2ヶ月を過ぎてから爪切りをはじめるのが最適。

子猫のうちから慣れさせれば、成猫になってからもスムーズに爪切りができますよ。

爪の伸びを確認するには肉球を押せば見れますが、強くしすぎると嫌がる猫ちゃんもいるので気をつけましょう。

特に前足は伸びやすいのでしっかりチェック!

猫の爪切りを実際やってみよう

愛猫の爪切りが怖いと思っている方でも、慣れとコツを掴めば大丈夫。

ただ押さえておきたいことがあります。

  1. 最初は無理せず少しずつ切ってみる
  2. もし出血したらどうする?
  3. やっぱり爪切りできない!切らしてくれない!

詳しく見ていきましょう。

最初は無理せず少しずつ切ってみる

猫の爪切りに慣れていない場合、2人なら無理せずできます。

まず1人が抱っこして逃げないようにしっかり押さえますが、飼い主がモタモタすると愛猫が不安になるので素早く切ることが大事です。

ネコ飼い主さん
でも爪をどこまで切ったらいいのか、正直よく分からない…。

 

適当に切ると、出血するかも…!

  • 切るときのポイント
猫の爪は光を当てるとうっすらピンク色になっている部分があります。そこには神経と血管が通っているので、間違って切ってしまうと大変!
わかりにくい時は、尖った部分からすこしずつ始めましょう。

もし出血したらどうする?

飼い主が焦ったら愛猫も不安になるので、慌てずに冷静に対応しましょう。

とりあえずガーゼやコットンで出血した部分をギュッと押さえます。もしないときは、テッシュやタオルでもOK。

深く切ってなければ2〜3分くらいで血が止まるはずですが、無理なときはペット用の止血パウダーを使います。

ペットショップやインターネットでも販売されているので、予備で購入しておくと安心。

  • 止血パウダーがないときの対応策
でんぷん質に止血効果があるので、小麦粉や片栗粉でも代用できます。

ただ止血パウダーに比べると血が止まる効果は遅いので、緊急時だけに使用してくださいね。

やっぱり…爪切りができない!切らしてくれない!

飼い主がお手入れできるなら、それが一番。でも、

  • どうしても爪切りできない
  • すごい暴れる

…など不安を抱えているなら、悩まず獣医さんにお願いしましょう。

爪切りの値段は病院によって違いますが、だいたい500円から1,000円くらい。ただ診察料がかかるので少し高くなるかも。

動物病院によっては健康診断に含まれていることもあるので、かかりつけの獣医さんに聞いてみるといいですよ。

あと動物病院だけでなく、ヘアーカットのついでにペットショップやトリミングサロンを利用しましょう。

どんな爪切りがおすすめ?

猫の爪切りは大きく分けて2種類。

  1. ハサミタイプ
  2. ギロチンタイプ

ハサミタイプ

…見た目ハサミなので扱いやすい

かたい爪は割れるかも

商品紹介

ギロチンタイプ

…切り口が丸くなっている

爪を丸いところに入れて切る

初心者には扱いが難しいかも

かたい爪も割れずに切れる

猫の爪切りまとめ

うちのネコさんの場合、ある日突然爪切りを嫌がるようになりました。

1人だと急に逃げだしたり暴れるといけないので、夫に協力してもらっています。おかげで問題なく爪は切れましたが、そのあと恨めしそうな目で私を見てくるので…

お気に入りのおやつをあげることで、どうにか仲直りができています。

ハル
うちのネコさんの場合マグロのジャーキーか「ちゅーる」です。

 

ご褒美おやつ、けっこう効果ありますよ。

以上、猫に爪切りは必要?伸ばしすぎると色々大変です【体験談】を最後までご覧いただきありがとうございました。