fa-check-circle親孝行をしたいけど、なにをすればいい?
母が亡くなったとき、
もっと親孝行しとけばよかった
と後悔しました。
皆さんも「いつかやろう」
と思っていたら…
遅いかもしれませんよ。
母が亡くなって数年。
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最初はなかなか悲しみから立ち直れませんでしたが、今は当時のことを振り返って懐かしく思う余裕が出てきました。でもやっぱり…
親が生きているうちにもっと親孝行すればよかった
としばらくは悔やむ毎日が続いたのも事実。
今度あった時に…なんて悠長なことを言っていたら、やってあげれることがだんだん減っていきます。まだ両親が元気な方・今現在まさに悩んでいる方いろいろな状況の方がいると思いますが、後悔のないように過ごすためにやって欲しいことを紹介します。
この記事では、
fa-caret-right母の死を後悔しないために日常でできる行動
fa-caret-right母の死を後悔しないために勇気が必要な行動
fa-caret-right母の死を後悔する日々から変わる方法
今回はわたしの体験談なので「母の死の後悔」ですが、みなさまは「ご両親のこと」や「身近な家族のこと」としてご覧ください。
母の死を後悔しないために日常でできる行動
親孝行といっても気負って大袈裟なことをする必要はありません。まずはコミュニケーションを取りながら…
fa-check-circle困ったこと
fa-check-circle欲しいもの
fa-check-circleやって欲しいこと
一度両親と話しましょう。些細なことでもいいので行動することが大事です。
できなくなったことの手助け
案外これが一番日常で喜ばれるかも。両親の年齢があがると車の運転も困難になるので、よく一緒に買い物に行きました。
いままで普通にできていたことがだんだんできなくなると、本当に億劫になります。でも…
なんでこんなこともできないの?
と言ってしまうと家族でも遠慮してしまうので、言葉には気をつけましょう。
そして意外によく聞くのは、
…と遠慮する親は多いので、なにげなく手伝うところから始めてみるとご両親も頼みやすいのではないでしょうか。
ちなみにうちの母の場合、区役所から来る書類をそのままにしたり手続きを忘れがちだったので、それからは私が管理するようになりました。なのでなるべく家族みんなで分かるようにしていると安心ですよ。
そしてもう一つ…大事なこと。銀行の番号など暗証番号はなるべく把握しておいたほうがいいです。母は暗証番号を忘れてしまい、手続きに時間がかかりました。
そんな母をみて、
美織
…と驚きましたが、記憶や体力の衰えは見た目ではわからないものなので、いつまでも元気なわけではないと両親の老いを受け入れる勇気も必要ですね。
プレゼントをする
プレゼントといえばきちんとした記念日を思い浮かべると思いますが、こだわる必要はありません。
美織
母の好きなフルーツやお菓子を買って帰ると、いつも喜んでくれていました。
でも
買いに行く暇がない
何を選んだらいいかわからない
会う機会が少ない
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ギフトモール サイトも見やすく商品を探しやすいので、見るだけでも楽しいですよ。
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両親と一緒に色選びするのも良いですし、遠方でなかなか会えないときは、送られた人がデザインできるギフトチケットがおすすめ!
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一緒に旅行に行く
プレゼントはいつでもできますが、旅行は元気じゃないと行けません。
母が病気になると遠出はできなかったので、近場の温泉によく連れていきました。今は家族湯もあるので人の目を気にせずゆっくりできます。
でも母が行きたいと言っていたところは遠方だったので、結局行けず…。わたしにとって後悔のひとつです。
いつか連れて行こうと考えている方や、なかなか休みが取れない方は、まず日帰り旅行から始めてみてはいかがでしょうか。
まずはTRAVELISTでチケットを買ってみましょう。JALやANAはもちろんLCCなど格安航空の取り扱いもあり、航空券は普通料金より最大82%オフで購入可能。実際利用しましたが、わかりやすく本当にお得でした。
そして旅先でのレンタカーの予約は旅楽がおすすめ。
日本全国のレンタカープランを一括検索して比較や予約ができるポータルサイトなんですが、レンタカーって通常中古車をベースにしているところが多いんです。
でも旅楽では新車登録の車両を提供する会社のみを厳選しているので、快適に旅ができますね。
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あとena(イーナ)では国内旅行のチケットも予約できるので、TRAVELISTと比較すると良いかも。
あたりまえな毎日を大切にする
忙しいけど体は大丈夫?
ご飯はきちんと食べてる?
…ときに親のことが面倒くさいと感じるかもしれません。
居るときは当たり前でわかりませんでしたが、そこまで心配してくれるのは母だけだったかも…と、あとから気づきました。
辛いときや頑張ったとき…いつも側で励ましてくれていたのは母で、一番の理解者だったんだと思い知らされます。
だからこそ心配しれくれる家族のことを煩わしいと思わず、
美織
…という気持ちを心の片隅において、日常を過ごしていきましょう。
母の死を後悔しないために勇気が必要な行動
親だからこそ言いにくい。
でも親の老いを受け入れるのは辛い。
親はいつまでも元気で自分のことは自分でできると思いがちですが、実は違いました。
老いに気づき、ささいな変化を見逃さない
もし親の変化に気づいていても、
そうしてそのまま現実に目をそむけた結果、病気の発見が遅れるかもしれません。
叔父が先に亡くなりその後叔母は一人で暮らしていました。
息子は2人いましたが、元気だったのですぐに同居する必要はないと思っていたのですが、1人になったあと、さまざまな変化が…。
自転車でコケて大怪我したり、
手続きが必要な書類を放置していたり…。
そしてとうとう、ひとりで暮らすことが困難になってしまいます。離れて暮らしていたこともあり、変化になかなか気づけなかったということもありますが、
母はしっかりしている
と身内全員が「思っていた現実」とかけ離れていたようです。
叔母は体の変化よりも精神面にかなりこたえていたようで、少し認知症の傾向が出ていました。(今現在は改善しています。)
もしあのままひとりでいたら、もっと症状が進んでいたかもしれません。難しいかもしれないですが親の老い・病気を受け入れる勇気を持つことが大事ですね。
元気なときにお金や治療法の話をしておく
親にお金の話はしにくいですが、とても大事なことです。
fa-check-circleもし病気の治療が必要になった時、保険に入っている?
fa-check-circleまとまったお金はどれくらいある?
実際入院をしたらかなり金額がかかるので、きちんと話をしておいたほうがいいです。最近の医療保険は日数がかからず支給してくれるところも多いので、
美織
とりあえず入院代は自分で出しておこう。
…とせずに、両親に保険の内容を聞いておきましょう。ついでに保険の見直しも一緒にすると安心ですね。
そして聞きにくいことですが、延命治療や葬儀のこと…元気なうちに家族で話しておくことをおすすめします。
葬儀は親戚や宗派も関わってくるので生前に話をしておくと、周りにあれこれ聞かれても故人の意思とはっきり言えるので必ず話しあっておきましょう。
延命治療ですが、わたしの母の場合は最後自発的に呼吸ができなくなったので医者から、
延命治療をしますか?
…と聞かれました。私の想いはもちろん生きてほしかったけど、母は生前…
そんなことまでして生きたくない
と話していたので、正直辛かったですが、本人の希望を優先しました。その選択に全く後悔がないわけではありませんが、納得した上で判断できたと思っています。
母の死を後悔する日々から変わる方法
母が亡くなったあと悲しいことばかり思い出しますが、それは母と過ごした人生のなかで最後の少しだけなんです。本当は一緒に過ごした日々は楽しいことのほうが多いのに。
でも後悔することは決して無駄ではありません。なぜなら二度と同じことを繰り返さない自分になれるからです。
笑顔を思い出そう
旅行に行ったり、一緒に美味しいご飯をたべたり…。なのになんで悲しい顔ばかり浮かんでくるの?とずいぶん悔しい気持ちになりました。
美織
母と過ごした日々はかなしい思い出ばかりじゃないはずなのに…
そこで一緒に出かけた写真を見ながら思い出の記憶を引っ張りだすと、
自然と涙も出ましたが、本当は笑って過ごした日々がたくさんあった
と悲しみが少し軽減。
もちろんすぐに思い出すことは難しいと思います。でも時間が経てば優しかった笑顔が浮かんでくるのではないでしょうか?
後悔する最後の本当の意味
見送り方や治療法はこれで良かったのか?と後悔は尽きません。何をしても100%はないんです。だから自分を責めずに、そしてやれることをした自分を褒めてあげましょう。
今は悲しいけど、その悲しみはいずれ精神面を強くしてくれます。それでもやっぱり、
ああすれば良かった
あの時早く気付けば…
と後悔する日がやってくるかもしれません。すると友人が、
どんなに精一杯にやったって、やっぱり後悔は残ると思う。けどそれは亡くなった人が私を忘れないでと思わせるために神様が仕組んだ想いなんじゃないかって。だって後悔もなくすべて完璧だったら達成感で亡くなった人のことをあまり思い出さないかもしれない。
たしかに100%後悔がなかったら、また別の受け止め方をしていたかもしれません。
人はいずれ死を迎えます。でもその時自分ができることを、自分ためにそして愛する人のために行動できれば後悔が少しでも減るのではないでしょうか?
以上、母の死を後悔しないために…事前にやっておきたい「親孝行」でした。このページを最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。