もしかしたらノミやダニがいるのかも。
飼い主ができることはありますか?
あとブラッシングする時に、おすすめのブラシがあったら教えてほしいです。
こういった疑問に答えます。
- 猫の毛づくろいはなぜ多い?4つの大事な役割
- 猫の毛づくろいがいつもより多いときは要注意?
現在は10歳のシンガプーラと毎日楽しく暮らしています。
愛猫が毛づくろいをしている光景、よく見ませんか?
そんなに汚れてないのに…と気になりますよね。実は猫の毛づくろいには意味があったんです。
というわけで今回は「猫がよく毛づくろいをする理由」について解説します。愛猫の毛のお手入れに悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
目次
猫の毛づくろいはなぜ多い?4つの大事な役割
猫は起きている時間のうち1,2時間は毛づくろいに費やしますが、
fa-arrow-right寝て起きたあと
fa-arrow-right食事をしたあと
fa-arrow-right飼い主に撫でられた時など…
様々なシーンで毛づくろいをしています。
猫はもともと狩猟動物。獲物に気付かれないようにするため、毛をなめることでからだのニオイを消していましたが、現代の室内猫にとって、狩りをする機会は減ったので、現在猫が毛づくろいする理由としておもに4つ。
- からだをきれいにしている
- 体温調節の役割
- ストレス解消・心を落ち着かせるため
- 猫や家族への愛情表現
詳しく見ていきましょう。
からだをきれいにしている
飼い主の手をペロペロ…。でも猫の舌ってザラザラしていますよね。
なぜザラザラしているかというと、突起状になっている舌で、体の抜け毛や汚れをきれいに取るブラシのような役割があるからなんです。
そして唾液は、汚れを取るだけでなく殺菌効果もあるので、毛づくろいをすることって猫にとって大切。
ただ…きれい好きで神経質な猫は、舐めすぎて抜け毛をたくさん飲みこんでしまうことも…。
飲みこんだ毛を吐くことは問題ありませんが、回数が多いとからだに負担がかかるので、なるべく抜け毛は飼い主がこまめにブラッシングしてあげましょう。
おすすめのブラシはこちら
体温調節の役割
人と違って猫は、肉球にしか汗腺がありません。
そのため汗をかいて体温調節することができないので、暑い日などはからだを舐めて唾液の蒸発により気化熱を利用して体温を下げています。
そして冬の寒い日は、毛づくろいで体毛の間に空気を入れて体温を下げないようにしたり、油分でコーテイングして保湿効果をUPしています。
ストレス解消・心を落ち着かせるため
猫も人間のようにストレスを感じるもの?
- 大きな物音
- 飼い主に怒られた…
- 緊張や驚いたとき
…など気持ちを落ち着かせるため、毛づくろいをします。ただ生後1ヶ月くらいまでは、自分で毛づくろいできないので代わりに母猫がしてくれます。
ザラザラした舌で舐めてもらうと、マッサージ効果やリラッックス効果もあったよう。気持ちよくて寝てしまうことも…。
おとなになってもその感覚が残っているので、ストレスを感じると体をなめて心のバランスを整えているわけですね。
猫や家族への愛情表現
飼い主さんの顔や手をペロペロ。これってコミュニケーションのひとつで愛情のしるしなんです。
多頭飼いしていると、よく見るのは猫同士の毛づくろい。猫同士でも、仲良くなったら愛情表現の一つとして毛づくろいをし合うようです。仲がよくて信頼関係がないと、なかなかそんな行動しないようですよ。
猫の毛づくろいがいつもより多いときは要注意?
猫がよく毛づくろいをすることは、よくわかりましたが、それにしても多い時ありませんか?それってもしかしたら通常の毛づくろいじゃないかもしれません。
思いあたる理由と対策法について見ていきましょう。
もしかしたら通常の毛づくろいじゃないかも
頻繁に毛づくろいをしている場合、しかも1箇所を執拗になめているときは注意が必要。
- 病気・ケガ
- ノミ・ダニ
- ストレス
…など考えられるので、寝床や毛布など虫がついていないかまめに掃除が必要です。
あと特に外に出る猫は、ノミやダニがついているかもしれないので、その場合は病院に相談してスポットタイプのノミ・ダニ駆除剤で対策しましょう。
そして病気じゃない場合、もしかしたらストレスが溜まっているのかも。とくに新しい家族や猫が増えるなど環境が変わると敏感に反応します。
まずは飼い主さんとのコミニュケーションが大事。愛猫とのスキンシップの時間を取るだけで落ち着きつくはず。
fa-angle-rightfa-angle-rightfa-angle-right猫と遊ぶ時間が必要な3つの理由【愛猫が喜ぶおもちゃも紹介】
「いつもの毛づくろいとちょっと違うな?」
「違和感がある…。」など、普段と様子が違ったら獣医さんに見てもらいましょう。
抜け毛問題はブラッシングで解決
抜け毛は室内猫にとって仕方ないこと。しかも長毛種だけでなく短毛種の猫でもかなり毛が落ちます。さらに春や秋など、季節の変わり目は特に抜けるので、本当に大変。
猫の毛は細くて柔らかく部屋中に毛が舞うので、お子さんがいる家庭はとくに注意が必要。なるべく抜け毛を少なくするには、飼い主さんがブラッシングしてあげることが大切です。
fa-arrow-rightからだに触れることでスキンシップできたり、
fa-arrow-right皮膚の状態を確認することで、病気の早期発見に繋がるかも。
短毛種なら週に2,3回、長毛種はなるべく毎日ブラッシングしてあげると良いでしょう。でももし嫌がったら、無理して行わず愛猫の様子を見ながらしましょうね。
おすすめのブラシを紹介
ラバーブラシ
- 短毛種向き
- シリコンやゴムなど柔らかい素材でできているものが多いので、体の負担が少ない
- 肌に触れやすく、撫でられるのが好きな猫ちゃんが好む
- ブラッシングのあと、抜け毛が取りやすく片付けしやすい
商品紹介
- 長毛種・抜け毛が多い短毛種向きなので通常のお手入れに最適
- 絡まった毛や、ほつれをほぐす
- 適度な硬さがあるので、マッサージ効果もある
獣毛ブラシ(動物の毛)
- 油分と水分で毛艶をよくしてくれる
- 最後の仕上げに使う
- ホコリや汚れを一緒に取れる
コーム
- 毛玉をほぐしたり、毛並みを整える
- 顔・お腹・お尻の周りなど部分的なお手入れ向き
- 細かい目はノミを取り除く効果がある
商品紹介
スリッカー
- コームでは取れない毛玉が除去できる
- 長毛種の毛玉取り向き
- 広範囲の毛をいっぺんに取れる
アンダーコートブラシ
- 換毛期のお手入れ向き
- いらない抜け毛だけを取れる
- 短時間でブラッシングができる
猫の毛づくろいまとめ
毛づくろいをしすぎると、嘔吐する回数が増えるので、2日に1回はブラッシングをしています。
最近はミトン型のラバーブラシがお気に入り。
商品を紹介
よく毛が取れるし撫でられるのが好きな愛猫にとって、本当に気持ちが良いみたいで、嫌がらずにブラッシングできています。
毛づくろいは健康のバロメーター。しすぎは病気の可能性がありますが、全くしなくなるのも要注意!
…といつもと様子が違ったら、体調が悪いかもしれません。そんなときは獣医さんに相談しましょう。
話ができない愛猫のサインを見逃さないように観察することが大事ですね。
以上、【重要】猫の毛づくろいはなぜ多い?じつは大事な役割があった!を最後までご覧いただきありがとうございました。
ブラシの種類はいろいろありますが、それぞれ効果が違います。愛猫の好みのものを探してみましょう。
商品紹介