ついでにおすすめがあったら教えてください。
こういった疑問に答えます。
- キャットフードを選ぶときにチェックすること
- キャットフードを選ぶ5つのポイント
現在は10歳のシンガプーラと毎日楽しく暮らしています。
昔に比べて猫の寿命はかなり伸びました。
それは「キャットフードの品質が上がった」ことも理由のひとつなので、健康に良いフードを選びたいですよね。
だからといって何でも良いわけではありません。愛猫の体質や好み、そして値段も重要です。
そして最適なキャットフードを見つけても、そこで終わりではありません。年齢に合わせて変える必要があるし、急に食いつきが悪くなることも…。
というわけで今回は「キャットフードを選ぶポイント」について解説します。
どれを選んだらいいかわからないと悩んでいる方はぜひ記事をご覧ください。
目次
キャットフードを選ぶときにチェックすること
キャットフードを購入するときに、なんとなく選んでいませんか?「猫が喜ぶから」と言って、おやつばかりあげていたら栄養バランスが崩れてしまいます。
そこで選ぶときに抑えておきたいポイントが2つ。
- 総合栄養食と記載されている?
- ドライフードとウエットフードの違い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
総合栄養食と記載されている?
総合栄養食はメインになる主食で、猫が健康に暮らすために必要な栄養素がバランスよく含まれたフードのことです。
基本そのフードと水があれば健康を維持できますが、
- 年齢
- 成長段階
- 体調
に応じて変えていく必要があります。
健康な猫には総合栄養食だけで充分ですが、「一般食」と表示された商品を購入するときは注意が必要です。
一般食はおかずのような役割
一般食はそれだけを与えるものではなく、主食と一緒に混ぜるおかずのような役割。ただ…その商品だけ与えると栄養素が偏ってしまい、猫の健康に影響がでるので注意!
あとよくスーパーなどで並んでいるウエットフードは一般食が多く、食いつきが良いので選びがちですが、買うときに確認しましょう。
そして総合栄養食だけで食べない愛猫には、ふりかけタイプやウエットフードなど一緒に混ぜると美味しそうに食べてくれますよ。
※パッケージには副食・目的食と記載されていることもあります。
- 総合栄養食は主食
- 一般食はおかず
「おやつは必要ない?」
そんなことはもちろんありません。ただ…あげる量に注意が必要ですよ。
おやつ・間食はほどほどに
おやつには、
- スナックタイプ
- ペーストタイプ
最近良く見るちゅーるなど、喜んで食べますよね。
きちんと食事をした上で与えるのは問題ないですが、いつもあげてしまうと太ったり栄養が偏るのでご褒美として与えましょう。
おやつをあげたときはフードを減らすなど、なるべく少量に抑えることが大事です。
あとは病院など外出するときに緊張をほぐす役割もあるので、状況に応じてあげるといいですよ。
ドライフードとウエットフードの違い
主食として総合栄養食を選ぶことはわかりました。そしてもうひとつポイントがあります。
キャットフードには、
- 乾燥したドライタイプ
- 缶詰に入ったウエットタイプ
に分かれますが、この2つ、特徴が真逆なのでどう違うか見ていきましょう。
ドライフードについて
水分含有量が10%以下のキャットフードで、さまざまな材料を混ぜ乾燥させていいます。
- 少量でも必要な栄養素を簡単に摂れる
- 常温でも管理しやすい
- 長期保存できるのでストックできる
- ウエットフードより歯石がつきにくい
- 水分含有量が少ない
- 開封したら酸化しやすい
ウエットフードについて
水分含有量75%以上のキャットフードで、肉や魚の原材料をそのまま使用しています。
- 原材料のにおいが強く満足度が高い
- 水分含有量が多い
- 味の種類が多い
- 未開封だと長期保存も可能
- 開封後は冷蔵庫に保存が必要
- 保存期間が短い
- 総合栄養食でない場合がある
ドライフードとウエットフードを比較
ドライフードはウエットフードに比べて、保存しやすく栄養バランスが良いので猫の主食におすすめです。
ただ猫は肉食でさまざまな食感を好むので、メインをドライフードにしてたまにウエットフードを混ぜれば飽きずに食べれるでしょう。
あと水を積極的に飲まない場合も、ウエットフードは最適。
それぞれメリット・デメリットありますが、必ず「どちらかじゃないとダメ!」ということはありません。
両方良いところどりをするには、
fa-circleドライフードとウエットフード混ぜる
fa-circle交互に与える
などそれぞれの特徴を理解した上で、猫の好みや利便性で選びつつ使い分けましょう。
キャットフードを選ぶ5つのポイント
総合栄養食・ドライフードとウエットフード以外に選ぶポイントが5つあります。
- 国産か外国産で選ぶ
- 原材料で選ぶ
- 無添加のキャットフードを選ぶ
- 対策で選ぶ
- 小分けになった商品を選ぶ
ぜひ参考にしてください。
国産か外国産で選ぶ
やっぱり食べ物は国産が安心!と思いがちですが、キャットフードに関してはちょっと違います。
アメリカやカナダ、ヨーロッパでは、人が食べる食事と同じくらいペットフードに対する規制や法律が厳しいので原材料の安全性が高いです。
じゃ日本はどうなのか?というと…
日本でも動物愛護の声が高まり、2009年にようやく安心して与えられるペットフードを守るための基準や規格を定めた「ペットフード安全法」が制定されました。
先程の先進国に比べると遅れていますが、すべてのキャットフードはこの法律にしたがって製造、販売されているので、国産・外国産どちらが「安全?」「安全ではない?」か、区別するよりも主原料や猫の体質、好みで選ぶほうがいいでしょう。
原材料で選ぶ
猫は肉食動物なので、本来肉しか食べません。
そこに穀物類が入っているとどうですか?
消化しにくいからと敬遠されますが、キャットフードに使用されている穀物類は消化しやすいように加熱調理されているので問題ありません。
猫の健康を維持するうえで肉だけを摂取すると、ほかの栄養素が不足してしまう可能性があるので、栄養バランスを保つためにキャットフードはいろいろな原材料が入っています。
ただ…気になる方はタンパク質が多い肉や魚が主原料かどうか確認しましょう。
フードのパッケージには配合が多い順に原材料が記載されているので、肉類か魚が先に表示されている商品を選ぶといいですよ。
※穀物アレルギーがある猫ちゃんは必ず原材料を確認してください。
無添加のキャットフードを選ぶ
という飼い主さんもいるでしょう。
でも保存料のおかげで品質劣化を防ぐというメリットがあるのも事実。
選ぶときになるべく酸化防止剤や保存料に、ローズマリー抽出物やミックストコフェロールなど天然由来成分を使用した製品がおすすめ。
あと着色料を使用しているものは見た目華やかなので、思わず選んでしまいそうですが、じつはまったく必要ありません。
猫の食欲はにおいで食べたいか食べたくないか判断するので、できるだけ有害成分が入っていないかチェックしましょう。
対策で選ぶ
毛玉ケア
猫は毛づくろいをよくするので、自分の毛を一緒に飲み込んでしまいます。だいたい便と一緒に排出されますが、胃に毛が溜まることも…。
長毛の猫やよく吐く猫には、
「毛玉ケア」「ヘアボールコントロール」
ダイエット・肥満
避妊・去勢手術をした猫は太りやすいので注意!
最近は室内飼いの方も多いので、運動不足の猫ちゃんも増えています。
食欲旺盛でぽっちゃりしてきたらカロリーが低い肥満対策用のキャットフードを選ぶと良いでしょう。
ただ見た目だけで判断できないときは、獣医さんに相談したほうがいいですよ。
ライフステージに合わせた適切なキャットフード選びも大切です。全年齢対応というフードがありますが、
- 子猫(0歳〜1歳)
- 成猫(1歳〜7歳)
- 老猫(7歳〜)
なるべく年齢に応じてキャットフードを与えましょう。
小分けになった商品を選ぶ
一般的にドライフードは、1ヶ月以内に食べきったほうが良いですが、量が多すぎて「開封してから数ヶ月たってしまった…。」なんてことも。
開封すると風味が落ち、食いつきが悪くなる以外に問題があります。酸化が進むと猫の健康にもよくありません。
小分けにしていない分、大袋のほうが値段が安いものが多いんですね。多頭飼いだと消費も早いので問題ありませんが、そうじゃない場合は個別包装が最適です。
解凍は前日、冷蔵庫で自然解凍するといいですよ。
キャットフード選びまとめ
値段が高額だからといってからだに良いというわけではないので、まずは愛猫の体質や好みで選んできましょう。どのフードでもまずは数日間試してみて便の調子をチェック。その後、
fa-circle毛艶が悪くなった
fa-circle体調が優れない
など変化がないか、しばらくは様子を見ることが必要です。
…と選びがちですが、最終的には食べる愛猫の好みが一番大事。でも猫は飽きやすいので、昨日食べたのに今日は食べないなんてことも。
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「選び方はなんとなく分かったけど、イマイチどれがいいかわからない。」
そんな方のためにおすすめのキャットフードをランキング形式で紹介しています。
猫にとっても飼い主にとっても最適なキャットフードを知りたい方は100%参考になる内容なので是非チェックしてください。
【最新版】おすすめのキャットフードランキング
以上、
【初心者向け】キャットフードを選ぶときにチェックする7つのことを最後までご覧いただき、ありがとうございました。